こころ理論、性こころ理論、治療原理
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日本心理教育院では「こころ理論」と「性こころ理論」を開発し、心理治療技法としてオンライン治療、不倫・浮気トラウマ治療、ジェスセラピー(性機能障害治療)などをとおして治療を行っています。
多くの方が心理問題と心理障害を区分できず、また心理障害を治療するときの治療技法の重要性を認識できずに心理障害を悪化させる現象が起こっています。
そのために人間の心と心理のメカニズム、性こころと性心理のメカニズムに基づき心と心理を体系的に理解できるようにし、これを適用した心理治療について簡略に説明します。
<こころ理論>
1.こころ理論とは?
人間は男と女に分類され、人間の心がはたらくメカニズム、人間の感情が生成されるメカニズム、人間の心と感情が心理(認識、記憶、表現)を作用させるメカニズムを体系的に解釈した理論です。
2.こころ理論の基礎
1)人間の心は意識と無意識で構成されています。
2)心と心理は異なります。
3)男の女の心の作用が異なります。
4)男は感情を記憶できず、女は感情を記憶します。
5)男は未来幸福を追求し、女は現在幸福を追求します。
6)男は人生の価値を追求し、女は生きる意味を追求します。
7)男はストレスを除去し、女は傷を治療します。
<性こころ理論>
1.性こころ理論とは?
性こころ理論はこころ理論を基に人間の性こころがこころで作用するメカニズム、性に対して人間の心が作用するメカニズム、人間の性心理が心理を作用させるメカニズムを体系的に解釈した理論です。
2.性こころ理論の基礎
1)人間の心(mind)はこころ(mimind)の内部に性こころ(xesmind)が存在します。
2)こころでは心理が作用し、性こころでは性心理が作用します。
3)女はこころと心理で傷が作用し、男は性こころと性心理で性傷が作用します。
<心と心理>
1.心の作用
1)心は実体はありませんが、作用しています。
2)心の無意識で感情を生成したあと意識で自覚し、心理を作用させます。
2.心と思考
1)認識:認識された情報に対して無意識が感情を生成し、意識では認識された情報と無意識で生成された感情を自覚します。
2)記憶:記憶されて情報に対して無意識が感情を生成し、意識では記憶された情報と無意識で生成された感情を自覚します。
3)表現: 記憶する情報に対して無意識が感情を生成し、意識では表現された情報と無意識で生成された感情を自覚します。
3.心と心理は異なります。
1)心はすべての人間が同一の作用をします。
2)心理(認識、記憶、表現)は皆それぞれ異なります。
3)心と心理を同一のものだと認識すると、人間の心はみんな異なるとみなすことになります。
4.精神医学と心理学と心
1)精神医学:体(身体)、脳、ホルモンなどにとおして心理安定を図る役割
2)心理学:心理(認識、記憶、表現)が体(身体)をとおして現れる反応を研究、心理問題の回復を図る役割
3)心:心は実体はありませんが、感情を生成し、意識で自覚させ、心理を作用させます。
<心理問題>
1.心理問題の概念
1)心理問題が現れると、カウンセリング、講演、知識、情報、宗教、助言、その他の方法をとおして心理を回復させます。
2)心理問題は回復力がある状態なので一時的な心理的困難を感じます。
2.心理問題を回復方法
1)心理問題の回復法:相談、カウンセリング、講演、知識、情報、宗教、助言、教育、読書、旅行、情報、自己経験、その他の方法
2)心理問題を回復させるすべての方法
<心理障害>
1.心理障害の概念
1)心理問題が発生してから回復ができずに一定期間が過ぎると回復力が喪失され心理問題が持続されます。
2)正常の心理作用は+10~-10の範囲内の感情が作用しているときに、
・1つの心理障害:+100~-100
・2つの心理障害:+1000~-1000
・3つの心理障害:+10000~-10000
[参考]-:自分が感じる苦痛と問題、他人は関係がない
+:自分は楽しく安楽、他人が苦痛と問題を感じる
2.心理障害の種類
1) 1つの心理障害
・ 認識障害:パニック障害、不安障害、強迫障害、恐怖障害
・ 記憶障害:うつ病
・ 表現障害:依存症、意識障害、パーソナリティ障害、意識障害
2) 2つの心理障害
・ 躁うつ病、ヒステリー、憤怒調節障害、衝動調節障害、心理的統合失調症、被害妄想症、誇大妄想症
3) 3つの心理障害
・ 心的外傷後ストレス障害、不倫/死別/性暴力被害/犯罪被害などのトラウマ、サイコパス、ソシオパス
・ 疾病/手術/障害などの後遺症(トラウマ)、男性の性機能障害(3つの性心理障害)
3.既存の治療方法
1) 既存の心理治療の問題
・ 精神医学:現在の心理障害によって発生する問題を安定させる役割<薬物治療、神経治療、ホルモン治療>→現状の維持または悪化を予防できますが、治療はされません。
2) 心理学における心理治療問題
・ 認識障害:記憶または表現を強化し、認識の回復を図ります。
・ 記憶障害:認識または表現を強化し、記憶の回復を図ります。
・ 表現障害:認識または記憶を強化し、表現の回復を図ります。
* 心理問題(心理が回復力を持っている状態)を解決する上ではとても効果的です。
したがって、間違っているのではなく、心理障害の治療には適用してはなりません。
3) 医学と同じように心理治療をする時も4つに分類して治療しなければなりません。
医学 | ヒーリングと治療 |
風邪 | 風邪の治療 | 心理問題 | ヒーリング |
インフルエンザ | インフルエンザ治療 | 心理障害1型… 1つの心理障害 | オンライン治療1型 |
肺炎 | 肺炎治療 | 心理障害2型… 2つの心理障害 | オンライン治療2型 |
肺がん | 肺がん治療 | 心理障害3型… 3つの心理障害 | オンライン治療3型 |
4.既存の心理治療の深刻さ
・ ヒーリング技法(風邪治療法)でインフルエンザ治療(1つの心理障害)、肺炎治療(2つの心理障害)、肺がん治療(3つの心理障害)をすべてを治療しています。 ヒーリング技法で心理障害の治療を行うと、心理障害が悪化して治療機会を失ってしまいます。
・ 学者や専門家などの深刻な自己合理化
・ 自分の治療法が正しいという正当化、信念
・ 一部(ヒーリング法)を全て(治療)だと考える(知識の深刻さ)
・ 自分の主張:自分による被害、他人には関心ない。
* 他人に教えようとすると:自分自身は満足できますが、他人に被害が発生します。
* 学者と専門家たちが犯す過ちは心理障害で苦しむ人たちが負うことになります。
5.心理治療の際の注意事項
心理障害を治療する際、絶対にしてはならないことがあります。以下のいずれかに該当すると、心理障害は治療されず、一時的な気分転換にはなりますが、結局は心理障害が悪化されるということを肝に銘じるべきです。
・共感(ラポール形成)または関心を与える場合
・人生や生き方をコーチングをする場合
・過去の傷(トラウマ)を語らせる場合
・知識と情報を教える場合
* 特に、周り人の助言、情報と知識の習得、宗教への依存は心理障害が急速に悪化する危険性があります。